私は、フランス在住なのですが、大の和食好きです。毎日、日々のご飯のお供に頭を悩ませています。
フランスのスーパーではもちろん和食系のご飯のお供は皆無ですので、こちらで材料を仕入れて手作りをして毎日ご飯を食べています。
今回はだいぶ手馴れてきた「手作り納豆」についての紹介です。
手作り納豆といえば、納豆を元に作るのが王道ですが、
海外在住者、しかもフランスでの地方住まいは、納豆を手に入れるのにも一苦労です。
私の場合は、パリまで電車で1時間かけていかなくては納豆は変えません。(ちなみに冷凍納豆です。)
納豆好きの私は、「冷凍納豆を使った手づく納豆」や「ハーブを使った手作り納豆」に挑戦してきましたが今回、違うものでも手づくり納豆が成功したので、ご紹介します。
こちらは、以前紹介した「ハーブ(ローズマリー)で手作り納豆」の記事です。
もし、よかったらこちらも併せてお読みください。
乾燥納豆で手作り納豆
以前、母が送ってくれた乾燥納豆。ポリポリ食べたり、お茶漬けに入れて食べたりしていたところ
「やっぱり本当の納豆が食べたいな~」と思った私。「え?でもこれも納豆菌あるんだよね?」とふと思い立ち、取りあえず、大豆を水に浸し一晩待ちます。
次の朝、冷凍納豆を使う手作り納豆の作り方の要領で、乾燥納豆と砂糖をお湯につけてふやかし、
蒸した(または茹でた)大豆に混ぜ合わせ24時間、湯たんぽを使って発酵させてみました。
すると、なんと大成功!!いつもと同じように手作り納豆ができました。
心配を恐れた私は、上半分にローズマリーを乗せたのですが、結果乗せてない側もきちんと納豆になっていたので乾燥大豆でも手作り納豆が出来ることが判明しました。(左下が削れてるのは、写真を撮る前に私が味見をしてしまったからww)
作り方
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- 大豆を一晩(6時間以上)ほど水につける。
- 乾燥納豆を15粒ほどとスプーン1杯くらいの砂糖を熱湯に入れて、乾燥納豆を戻す&納豆菌を活性化させる。
- 大豆をやわらかく茹でる、もしくは蒸す。
- 大豆が指で簡単に潰せるくらいやわらかくなったら、2の乾燥納豆を混ぜて容器に移す
- 40℃くらいの温度になるように調節して約24時間発酵させる。
- 冷蔵庫にいれて1日寝かせ出来上がり。
容器と蓋の間に布巾やキッチンペーパを挟むのを忘れないように!!水滴が垂れて上手く発酵しなくなります。
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今回は、小分けが面倒だったので大きいサイズのタッパーに全部まとめて入れて作ってみました。キャンプ用の折り畳みクーラーボックスの中に納豆の容器を置き、その上にタオル(良く銀行などでもらえるタオルサイズ)、湯たんぽと重ねて置き24時間放置しました。
その他の手作り納豆の保温の仕方は以前の記事で紹介しているので、こちらからお読みください。
⇒手作り納豆の保温方法はこちらから
フランス(海外在住)で手作り納豆を作るメリット
- 納豆を食べることで日本にいるような気持ちになり心が癒される
- 発酵食品の代表格で腸内環境を整える。
- 自分で無添加な大豆を選べる。
- 納豆を手作りすることで、買い物にいく時間や費用を削減できる。
- 納豆を手作りすることで、プラスチックゴミゼロなゼロウェイストな生活に一歩前進できる。
- 買い物・配送などによる環境負荷・エネルギー削減につながる。