新革命!!海外在住でも簡単に手作り納豆がお手軽ハーブで作れる!?

手作りハーブ納豆ご飯 和食ごはん
海外在住でもローズマリーで手作り納豆

私はフランスに住んで7年ほどになるのですが、日本に住んでいるといつでも簡単に手に入る和食の食材が手に入らず、物足りない和食生活を送っています。がしかし、私は本当に和食が大好きなんです。食いしん坊の私は、手に入らないなら自分で作ろうと色々と試行錯誤しています。今回は、ご飯のお供「納豆」です。

ハーブ(ローズマリー)で手作り納豆

オシャレなハーブのイメージ

Seksak KerdkannoによるPixabayからの画像

みなさんは納豆がハーブで作れることを知っていましたか?

私は知りませんでした( ゚Д゚)!! 海外在住組では冷凍納豆を使って、納豆を手作りすることは結構メジャーなんですが、、、冷凍納豆を手に入れるには、パリのオペラまで行かないといけないので中々大変、そして当たり前ですがお値段高めなんですよね。

なので、ハーブで作れることを知り、もうルンルン気分な私です♪

なぜハーブでも納豆ができるの?

そうなんです。納豆といえば納豆菌ですよね。だからいつもパリに行った時は保冷剤を片手に冷凍納豆を買ってきては、冷凍納豆で手作り納豆をつくり、納豆を増やしていたんです。

ですが、最近はコロナの影響でパリといわず、どこにも行けない日々がつづいているので冷凍納豆も超貴重なんです!!(2021年3月現在)

そこに、救世主のハーブ様の登場です。(*’ω’*)!!

なんでも、ハーブには「枯草菌」(こそうきんBacillus subtilis)という菌が、付いているらしいです。土壌や植物など至る所にいる菌のようなんです。

「納豆菌」はこの「枯草菌」に分類される菌の一種なんだとか。

とういうことで、どうやらハーブじゃなくても良さげですね。その辺に生えている雑草でも出来そうな気がします。(次回は雑草で挑戦してみようかな!?)

庭の木のようなローズマリー

やっと、この木のようなローズマリーを活用できる時が来て嬉しい♪

でも、今回はオシャレにハーブで作ります。庭に木のようになった大量の「ローズマリー」さんに登場してもらうことにしました。

因みに、ローズマリーの他にも、ミント・パセリ、ネギ、大葉などでもつくれました!!

海外在住でも乾燥納豆で簡単に納豆が手作りできる!!
海外在住で納豆が手に入らなくても、自宅で簡単に納豆が作れます。前回はハーブ(ローズマリーなど)で作りましたが、今回は乾燥納豆で手作り納豆をつくってみました。自宅でで無添加の手作り納豆を是非試してみてください。

ハーブでつくる手作り納豆の作り方

ハーブ手作り納豆に使用するもの

  • 大豆
  • 圧力鍋(もしくは鍋)
  • お好きなハーブ・・・適量(今回はローズマリー)
  • 保存容器(ガラス容器やプラスチック容器、家にあるもの)
  • 手ぬぐい(キッチンタオルやキッチンペーパーなど水分を吸いこむもの)
  • 湯たんぽ
  • 寝袋(もしくは布団やタオルなど保温できそうなもの)

作り方

1、大豆を軽く洗って、ひたひたに浸かる水に入れ、一晩水に浸します。

圧力鍋に入れる際に、大豆の皮がはがれたものが沢山でて、気になりますが、取らなくても大丈夫です。納豆になってしまうと、ほぼどこにいるかわからなくなります。大豆を1晩浸すのが主流ですが、今回私は2晩浸してしまいました( ゚Д゚)

でも、特に問題はありませんでした。

2,大豆を一晩水に浸した水ごと圧力鍋にいれて、やわらかくなるまで茹でる。もしくは蒸す。

私は、圧力鍋で強火で熱し、シューシューとなってから5分、その後弱火で10分くらい、あとは圧が下がるのを待ちます。

3. 大豆を待っている間に、ハーブ(ローズマリー)を水で洗い水分を拭き、乾かしておく。

4. 保存容器の下にハーブ(ローズマリー)を敷いておく。

 

大豆が、できあがりそうになる前に湯たんぽ用のお湯を沸かしておくとGood。

茹でた大豆にローズマリーを置いた容器の写真

茹であがった大豆にローズマリーを乗せて蓋をするところ

5. 茹であがった大豆を、良く湯切りしてからハーブを敷いた保存容器にいれ、その上に更にハーブ(ローズマリー)を置きます。

6. 手ぬぐい、もしくはキッチンペーパーを容器にかぶせて軽く蓋をします。

蓋から水滴が垂れるの防ぐためです♪

7. 寝袋の上に湯たんぽと「未来の納豆たち」をいれた容器を置きグルっと包み込みます。24時間放置します。うっすら白くなって、匂いを嗅いで納豆の匂いがしたら成功です。冷蔵庫で1~2日寝かせて出来上がりです。

何時間か経つとローズマリーの香りがしてきます。

たまに、手を入れて温度の確認をしてくださいね。発酵温度は40℃前後といわれているので、手を入れて「ほっこりする温度」ではない場合は、湯たんぽにもう一度熱湯を入れた方がいいと思います。

注意アンモニア臭がしたら食べない方がいいそうです。

手作りハーブ(ローズマリー)納豆を食べた感想

ローズマリーの手作り納豆を混ぜたところ

見えますか?もう感動するほど今までで最高傑作の納豆でした。

手作りハーブ納豆の糸の粘り具合

少しピンボケしてますが、どうですかこの粘り具合♪

一言、美味しいです。久しぶり納豆を食べたということもあるかもしれませんが、冷凍納豆で作った納豆よりも粘りがあって美味しかったです。

ローズマリーを入れすぎたのか少し苦味があるような気がしましたが、ほのかにローズマリーの香りがして本当に美味しかったです。ちなみに少しローズマリーの香りはしますが、もう間違いなく納豆です。

今まで試した「湯たんぽ」以外の保温方法

私はフランスで生活しているので「こたつ」で保温は無理なんですが、「こたつ」以外のもので色々と試した保温方法を紹介します。

炊飯器

HITACHIの炊飯器

日本で海外用の炊飯器をもって買ってきたもの

一番初めに炊飯器で試しました、蓋を完璧に閉めずに手ぬぐいで蓋にかませて、保温をつけ40℃位になったら消し、冷めてきたら保温をまたつけるといったことを繰り返します。私は結構めんどくさがり屋なので大変でした。

ヨーグルトメーカー

SEBの6カップ用のヨーグルトメーカー

SEBのヨーグルトメーカー。1週間に1回は稼働中。

ヨーグルトは、納豆と発酵温度が同じくらいなので、ただセットするだけで簡単にできます。水分が納豆にかからない様に、茹でた(蒸した)大豆を入れた容器に手ぬぐいを被せてから蓋を軽く置いて、ヨーグルトメーカーをスタートさせます。(付属のガラス容器もあるのですが、いつもヨーグルトをつくっているので納豆はヨーグルトメーカーに入る容器を代用します。)
私のは12時間が最長なので、12時間終わったらもう一度スタートさせます。安定の成功率です。

オーブン

IkEAのオーブン

うちのオーブン。フランスに来てからオーブンの使用率は上昇中!

うちのオーブンは40℃の設定が可能なので、茹でた(蒸した)大豆を入れた容器に手ぬぐいを被せてから蓋を軽く置いて、オーブンにいれて24時間放置します。

クーラーボックスにペットボトル

縦型のクーラーボックス

車の座席に取り付けられるクーラボックス。夏は大活躍!

茹でた(蒸した)大豆を入れた容器に手ぬぐいを被せてから蓋を軽く置いて、その上に軽くタオルを置きます。そして、お湯を入れたペットボトルを更に乗せてクーラーボックスを閉めます。クーラーボックスの種類によるのですが、5~6時間置きにペットボトルのお湯を入れ替えます。
これも、めんどくさがり屋の私は向いてませんでした。

ヨーグルトメーカーとオーブンは安定の成功率なのですが、24時間稼働させないといけないので、電気代が気になるし、なにより環境に良くないんですよね。納豆の為とはいえ、エネルギーの無駄遣いは最近とても気になることです。

プラスチックタイプの湯たんぽ

お気に入りのブタのカバーの湯たんぽ!夜寝るときに布団に入れても朝まで暖かい♪

そして、最後にたどり着いたのが「湯たんぽ」です。
ペットボトルは違い「湯たんぽ」は熱湯が入れられので長期保温が可能!寝袋で包むことで更に保温効果が持続できます。まさに「湯たんぽ」と「寝袋」は最強コンビなのです。

さらに環境の観点から言っても問題なし!エコです。納豆を作らなくても、本当に「湯たんぽ」は冬の生活におすすめです。ちょっと寒い時に膝の上においたり、デスクワーク中の足元、布団の中、なんでもありです。かなり長い間暖かいし、何より電気やガスを使わずに暖まれるのです。災害時にも電気を使わずに暖まれるものは重宝しますし、一家に一つは絶対あった方がいいですよ(‘ω’)もうここまでくると、「湯たんぽ」会社の回し者みたいですが、「湯たんぽ」を抱いているとペットを飼っているみたいで、本当に心もほっこりしますよ♪

だいぶ、話がそれてますね(*’ω’*)

手作り納豆を作るメリット

鯖塩焼き・きゅうりの酢の物・卵焼き・白米と納豆の晩御飯

ある日の和食晩御飯に納豆を添えて。サバの皮がいつも剥がれて残念(-_-;)

  • 発酵食品の代表格!腸内環境を整える効果があり身体によい。
  • ハーブで作れるので自分の好きな納豆を探せる。
  • 手作りすることによって無添加の納豆を食べれる。
  • 自宅で作るため、使い捨てプラスチック容器が必要ない。
  • 包装用プラスチックや容器などのプラスチックゴミ削減につながる。
  • 配送などが必要ないので二酸化炭素削減、エネルギー資源の削減につながる。

手作りハーブ納豆からSDGsを考える

SDGsゴール3「すべての人に健康と福祉を」のアイコン

「SDGs」ゴール3

「❸すべての人に健康と福祉を」

BIOショップで買った大豆を、自分の庭のハーブで納豆にすることで、安心安全な納豆を口にすることができる。

好きな納豆を食べることで、肉体的にも、精神的にも満たされて健康を維持できる。

 

SDGsゴール7「エネルギをみんなに そしてクリーンに」のアイコン

SDGs「ゴール7」

「❼エネルギーをみんなに そしてクリーンに」

納豆の発酵に電化製品を使わないで、湯たんぽを使用することでできるだけ電力をつかわないことで、エネルギー資源の消費量の削減につながる。

SDGsゴール12「つくる責任 使う責任」のアイコン

SDGs「ゴール12」

「⓬つくる責任つかう責任」

自宅で納豆を手作りすることで、納豆の容器を自宅にあるものを使うことができる。
プラスチック包装、プラスチック容器の削減につながる。

SDGsゴール13「気候変動に具体的な対策を」のアイコン

SDGs「ゴール13」

「⓭気候変動に具体的な対策を」

包装用プラスチックや容器などのゴミの量を減らすことができるので、ゴミ焼却に使われるエネルギやゴミを焼却して出た二酸化炭素(CO²)の削減につながる。また納豆の配送に使われるトラックからでる二酸化炭素の削減にもつながる。

注意「手作りハーブ納豆からからSDGsを考える」は私が考えるSDGsの考え方なので間違っている場合もあるかと思います。何かお気づきの点がありましたらお問い合わせください。

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